FC2ブログ
123456789101112131415161718192021222324252627282930
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2013-11-25 (Mon)

去年の今日、KGM48発行されたんですね。
個人的に思い入れの強い作品でして、先日完売のお知らせを聞いたときはうおおおすげえ!と声に出してしまいました。

ペアを組んでいただいた塩さんに服から設定から散々我が儘言って、思いきり馬鹿なシーンを一つ描いてくださいとお願いしたところ葉っぱ一枚で返ってきた瞬間の喜びようと言ったらありませんでした。ほんとうにありがとうございました。

完売から三か月したら情報公開OKとのことですが、本文掲載以外に思いつかなくて、何かほかにないかなあと考えたところで、一緒に書いていたお話がありましたので公開してみます。誰得じゃ。



今回の鏡音オンリーは涙をのんで不参加だったのですが、来年は出るぞ!うほほ!とか思っていたらなんと来年も不可能フラグびんびんです。フホォッフ……
なので、次のイベント参加は超マス辺りに何か出せたらなと、思っております。




我が家みねのKGM48位置づけとして、

・48人24組の選抜と研修生がいる
・トップみね以外の選抜は愛称で呼ばれる(藍鉄、ブラックスター、etc)
・ソロ活動しているメンバーもいる

こんな感じでした。わかりにくくてすみませんでした(土下座)


*************


すっかり人気アイドルになった鏡音さんたちのその後 某雑誌のインタビューにて



「本日のゲスト対談にお招きしたのは、なんと今話題のKGM48で見事二年連続一位を成し遂げました、鏡音リンちゃんと鏡音レンくんです!」

インタビュアーのお姉さんが大袈裟に二人を紹介し、その場にいた全員が拍手を投げかける。いつもと変わらない様子で用意された椅子に座り、どうも、とレンが軽く頭を下げる。

「いやあ、お噂かねがね!トップ争いの厳しいメンバー内でも一目置かれているとか。流石は王者の貫録ですね!それでは色々聞いちゃいましょう!」

いそいそとあらかじめ用意されていた用紙を取り出し、早速質問に取り掛かる。

「では、初めにお互いの得意、不得意を教えてください」
「レンは折りたたみ傘を畳むことがすごく得意なのでいつもやってもらってます」
「リンは畳んだ折りたたみ傘をカバーに入れることがすごく得意なのでいつもやってもらってます」
「「シュウマイの上に乗っているグリンピースは嫌いです」」

しん、とその場が静まり返った音が、全員に確かに聞こえた。最早質問の趣旨すら説明できたものではない。

「な、なるほど……。アイドルグループはキャラ作りが必要ですからね!感服です!」

しかしさすがは業界の人間というか。若干引きつり笑いになっても再び営業用のスマイルに戻り、次の質問に移ろうとページをめくる。

「では!お二人の私生活についても突っ込んでいきましょう!山田君、例のものをお二人に配ってください」

赤いちゃんちゃんこを羽織った山田君と呼ばれたその人は、二人にA,Bと書かれた札をそれぞれ手渡す。これは、朝の情報番組で見たことがあるぞ、とリンがそわそわしだしたところで、待ってましたとばかりにインタビュアーが質問用紙を取り出す。

「これからお二人に究極の二択に答えていただきます。それでは第一問!もしも無人島にひとつだけもっていけるとしたら?A、サバイバルナイフ、B、マス」
「「マスター」」
「マスターがいれば寝床を確保できます」
「銛で魚を採ってくれます」
「「大体一週間くらいは生きられます」」
「そ、それで一週間経ったらどうするんですか……」

「あきらめます」

あまりの潔さに、またしても対談会場がどよめく。日曜の夜七時にサバイバル生活をしている男性アイドル達とは大違いである。
これもまた質問になりゃしない。別の意味で諦めたインタビュアーは、では最後に一つお聞きします、と勝手に締めに入った。
「お二人はソロでの活動はしていらっしゃいませんが、どうしてでしょう?オファーはたくさんあったんじゃないですか?」

いつもは淡々と喋る二人が、この時ばかりは口をつぐんでしまったのでその場にいた誰もが、聞き逃すまいと身を乗り出す。

「えっと、それは」


*****


どうしてマスターは二人いっしょにこだわるの?わたしたちべつに一人ひとりでもおしごとできるよ?
それはダメなんだあ。二人いっしょじゃないとだめなの。
どうして?オレ寝坊するけどちこくはぜったいにしないよ?リンもいっしょに寝坊するけどぜったいちこくさせないし
記憶の断片に残った優しい大きな手は、そうじゃなくて、と言葉を遮り俺達の頭に伸び、わしゃわしゃと撫でまわす。

「バラバラになったとして、誰がお前らを支えるんだ?」
「「マスター」」

当然じゃん。そう言ったつもりだったのが、俺たちの保護者はそれを許してはくれなかった。

「いずれは俺もいなくなるんだぞ?二人でいられる時間は無限じゃないんだからな」

もっと互いを大切にしろよ。当たり前のことを言い放った大きな手は確かに暖かくて、太陽みたいな温もりに俺達はすっかり酔いしれてしまった。

「あのね、マスター。俺達ね、」




「おい、起きろ二人とも」

スパン、と乾いた音が楽屋に鳴り響き、むくりと黄色い頭が二つ顔を上げる。隣に転がっている丸められた台本で殴られたのだと気付くのに時間はかからなかった。
時間押してるんだからな、と見慣れた着古したスーツ姿の男に起こされるのが当たり前になっていて、隣でうつらうつらしている相方の両頬を引っ叩くのも、また日常化している。

「コンサート開始五分前まで熟睡してるのなんかお前たちぐらいだぞ」
「睡眠欲には勝てないよねえ」

ねえ、と、こういうときだけ二人で顔を合わせ相槌を打つ。そんなもんは打破だ、ちくしょう。

「俺の小言か、重音さんの爆発スマイルかどっちか選べ?え?」
「「ウィッス」」

まるで聞こえないふりをして揃いのジャケットを羽織る様は、何とも清々しい。舞台袖から一番近い楽屋だというのに、他のメンバーはすでにステージへ向かい、完全に陸の孤島と化している。

「ああほらもう始まった!!急いで!」
「まってー」
ようやくずれていたボタンをはめ直しリンが顔を上げたころには、曲のイントロが流れ始めていた。

『さあ、最後はお待ちかね!昨年突然現れトップを勝ち取っていった新星ツインズの登場です!!』

会場内が割れんばかりの拍手に包まれ、同時にリンレンコールが鳴り響く。
ぽんと背中を押すと、一歩舞台へ駆け出して行った。
マイクを置き去りにして。
「あいつら……!」
猛烈ダッシュの後袖からステージを覗くと、逆立ちしながら花道を練り歩いている二人と目が合う。歌うことを放棄したらしい。後は任せろ、ってか。冗談じゃない。
重音さんの暗黒微笑を覚悟しながら、持っていたマイクを引っ込めた。




上書き保存しますか?


yes/はい



スポンサーサイト
* Category : イベント
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。